糖尿病の合併症には順番がある

視力検査表

 

糖尿病になると合併症を引き起こす危険がありますが、合併症には順番があるので、その順番を万が一の時に備えて知っておくと良いでしょう。

 

まず、糖尿病の合併症は、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症の大きく3つに分かれています。

 

この中で最も早く現われる合併症は、末梢神経に障害が現われる糖尿病神経障害というもので、症状の現われ方が色々あるため、気付かない人も多いです。

 

糖尿病神経障害になるとインポテンツや立ちくらみ、手足のしびれ、胃腸の不調といった症状を感じることが多いです。もし、このような症状が出た場合は、糖尿病の合併症にかかったかもしれないと思った方が良いでしょう。

 

この糖尿病神経障害の後に起こるのが、糖尿病網膜症や糖尿病腎症といった合併症です。糖尿病網膜症になってしまうと視力がどんどん低下してしまい、最悪の場合失明する可能性があります。

 

また、白内障のリスクも高まってしまうので、著しい視力の低下を感じた場合は、専門医に相談された方が良いでしょう。

 

糖尿病腎症を引き起こすと上手く腎臓を機能させることができず、自分の力で尿を作ることができなくなります。そうすると機会で尿を作るしかないので、病院などで透析を受けるという生活を送るようになってしまいます。

 

このように糖尿病の合併症になってしまうと生活に大きな支障をきたすので、最悪でも一番最初に現われる糖尿病神経障害の段階で気付きたいところです。

 

そのためにも、何か体に異変を感じた場合は、早めに対処するようにしましょう。

 

合併症の発症時期

医師の問診

 

糖尿病をそのまま放置してしまうと、重大な合併症を引き起こしてしまうので、早めに治療を行いましょう。

 

糖尿病の合併症を引き起こしてしまうと、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞といった命を落とす危険な病気が発症する可能性が高まるので、気をつけないといけません。

 

では、どのくらいの期間、糖尿病を放置してしまうとそういった合併症が発症してしまうのでしょうか?

 

血糖値をコントロールせずに糖尿病をそのまま放置してしまうと、10年〜15年ほどで合併症を起こしてしまいます。

 

10年〜15年くらいであれば、その間に気付いて治療を行うことができそうですが、実はそうでもありません。

 

糖尿病は、自覚症状が乏しいので、自分が糖尿病だと気付かずに10年以上生活をしている人が多く、気付いたら合併症を起こしていたというケースも少なくありません。

 

また、糖尿病になっても医師の指示に従わずに生活習慣を改善しない人も多く、そういった人が合併症を起こすことも多いです。

 

なぜ、糖尿病になっても生活習慣を見直さないのか疑問に感じるかもしれませんが、これは糖尿病の初期の段階では自覚症状が少ないからです。

 

糖尿病初期の症状だといつもより疲れやすかったりするだけなので、大した病気では無いと軽視してしまう人が多いです。

 

そこで、生活習慣を見直せば合併症を予防することができるので、健康診断などで糖尿病の疑いがあると分かった場合は、病院に行きしっかりと受診をしてください。

 

そして、医師の指示に十分に従って、生活習慣を見直すようにしないといけません。

 

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