糖尿病は中途失明原因の第2位

目の疲れを感じる男性

 

高血糖の状態が数日以上続くと、目のレンズが膨らんで厚みが増すために、老眼鏡をかけたように視力がぼやけることがあります。目のレンズは一度膨張すると元に戻るには約6週間かかります。

 

目が見えにくいと感じたら、早めに病院へ行くようにしましょう。

 

糖尿病は失明する病気だ、と聞いたことはありませんか?

 

実は糖尿病により失明する人は年間に約3,000人で、日本の中途失明原因の2位となっているそうです。

 

糖尿病が進行すると、網膜に異常をきたします。

 

網膜とは、目の一番奥にある光の強さや色を感じる場所ですが、血糖値が高い状態が続くと、網膜の毛細血管の血液が凝固するため眼内の血管が徐々に詰まって、網膜に栄養や酸素が届かなくなります。

 

そうすると、網膜に新しい血管が生まれて、酸素不足などを補おうとしますが、生まれたばかりの血管はもろいので、少しの刺激でも出血してしまいます。

 

この状態が、糖尿病の三大合併症のひとつである糖尿病網膜症です。

 

大出血から網膜剥離を起こして失明することもありますし、白内障になることも多いので、糖尿病では目の異常の早期発見もとても重要なのです。

 

しかし、糖尿病網膜症の初期段階では、残念ながらほとんど自覚症状がありませんので、眼科で定期的に診てもらうようにしなければいけません。

 

飛蚊症や視力の低下の症状が出てくるころには、糖尿病網膜症の最後の段階にまで進行している恐れがあります。

 

そうなると、網膜症の進行を防止するために、網膜レーザー光凝固を行って、出血しやすい新生血管ができるのを抑制したり、網膜に癒着した組織をはがす硝子体手術をして、失明の防止や視力の回復をはかります。

 

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